大自然に包まれ、伝統が息づくエリア、奥多摩
東京都の西側・多摩地域の中でも最北西端に位置する
奥多摩エリア。
中でも多くの面積を占める奥多摩町は、
全域が秩父多摩甲斐国立公園に含まれ、
町の中心を多摩川が西から東へ流れています。
立川から電車に乗って約60分でサイクリングやトレッキング、
ハイキングからカヌーやサップなどの
リバーアクティビティまで、
大自然の中で余暇を楽しめます。
また、多摩川の清らかな水とともに、
酒蔵や染め物など脈々と続く伝統の技と
文化が息づく地域です。
Activity
ラフティング、サップ、カヌーなど
リバーアクティビティや
サイクリングを満喫
東京都、山梨県、神奈川県を横断する一級河川の多摩川。その上流は東京とは思えないほど澄んだ水が山々の間を流れ、四季折々美しい景観を見せます。中でも東京の奥座敷と呼ばれる御岳渓谷では緩急ある川の流れを生かした多様なリバーアクティビティを愉しむことができます。
また、御嶽渓谷と並び、かつては「秋留郷」という名で呼ばれていた、あきる野市と檜原村にまたがる秋川渓谷も四季を通じて美しい景色が広がります。
多摩川・秋川ともに徒歩での散策に加え、レンタサイクルを利用して広範囲に回遊することができ、全身で自然を満喫できるエリアです。
Eat & Drink
緑豊か土地、
良質な水から生まれる銘酒
1790年前後に江戸幕府の奨励により、多摩地域に生まれた酒蔵の数々。この地域で造られる酒の魅力は何と言っても良質な地下水・伏流水で醸されていること。そして大都市・東京から選ばれてきた、珠玉の銘柄が揃うのも魅力です。代表銘柄「澤乃井(さわのい)」で知られる青梅市沢井の老舗蔵元・小澤酒造では、緑豊かな奥多摩の土地で、秩父古生層の岩盤を彫り抜いた洞窟奥から湧き出る仕込み水、選りすぐりの原料米を使って醸した日本酒。全国の酒屋・飲食店で愛飲家に親しまれています。
その他、杜氏(とうじ)の腕により、丹精込めて造られ続けた多摩の酒は、東京を味わう上で欠かせないもの。見学できる酒蔵や、地酒を扱う地域の飲食店も多くあります。
Experience
伝統を受け継ぐ職人たちの
技に触れる
かつて東京の西側の多摩地域は、織物の生産が盛んな地域として知られていました。江戸時代には養蚕を行う農家が多く、繭や織物は貴重な現金収入だったと言われています。江戸時代に青梅縞という織物が生産され、全国で有名になります。必然的に糸や絹を染める染物が求められるようになり、多摩地域には独自の染物文化が発展してきました。
Access
立川から電車で行く場合
立川駅⇔奥多摩駅
- JR青梅線
-
<青梅行> 立川駅 → 青梅駅 30分
<奥多摩行> 青梅駅 → 奥多摩駅 40分